むくみ解消には酵素の力!部分痩せも夢じゃない?

 朝、眠たい目をこすりながら起きて、なんとなく重い身体で洗面所へ行き、鏡を見ると、むくんだ顔の自分が…こんな日は、1日中憂鬱になってしまいますよね。

なにかと頭を悩ます「むくみ」、なんとかする方法はないのでしょうか?

そもそも「むくむ」ってどういうこと?

 「あ~、足がむくんでパンパン!」こんなとき、体内ではどんなことが起きているのでしょうか?

体内の細胞は、正常な状態であれば、水分に浸かった状態で存在しています。

この水分を「間質液」といいます。細胞の隙間はこの液体で満たされており、老廃物を体外に排出する役割も持っています。

しかし、血流が悪くなると、この間質液の流れも悪くなり、老廃物をため込んだ状態で体内に残ってしまうのです。

この状態だと水分だけでなくミネラル(ナトリウム)も体内にため込むことになり、「むくんだ」状態になります。体内の老廃物を排出する腎臓のはたらきも邪魔してしまうので、余計に代謝が悪くなることになります。

実は、私たちが「むくんでいる」と気付いたときにはすでに、体内の水分量は本来の許容量をオーバーしている状態です。同時に、腎臓にも負担がかかっているといえます。

何気なく「昨日飲んだから顔むくんでる~」「夕方になるとむくんで靴が入らない!」など口にしていますが、これは内臓がSOSを出している状況なのです。

「むくみ」の原因は?

 先ほどご紹介したように、体内の血液循環が悪くなることがむくみの原因です。血液循環が悪くなる条件をご紹介します。

  • 身体の冷え
  • 下着の締め付けがきつい
  • アルコールの過剰摂取
  • ストレス
  • 不規則な生活
  • 脂っぽいもの、塩分の高いものを好むなど不健康な食生活

このような生活は、むくみだけでなく、さまざまな不調を引き起こしてしまいます。

むくみにも3つの種類がある!

むくみの原因は体内の間質液が老廃物をため込むことだとご紹介しましたが、この状態を「水毒」とも呼びます。特に女性において、この水毒が多いと言われています。水毒には、次の3種類があります。

  • 水分の過剰摂取による水毒
  • 塩分・水分を腎臓にとどめてしまう水毒
  • 冷え性による水毒

ここからは、それぞれの水毒について説明していきます。

水分の過剰摂取による水毒

 このタイプの水毒は、必要以上に水分を摂取してしまうことで発生します。普段からあまり運動しない方で、お茶やお水をよく飲む方などがなりやすい水毒です。

朝起きてまぶたが重く、顔がむくむような場合も、このタイプの水毒です。また、水分を大量に摂取すると胃液が薄まってしまうため、胃腸のはたらきが弱まってしまいます。

話題の「むくみ腸」になりやすいのもこのタイプの水毒です。

塩分・水分を腎臓にとどめてしまう水毒

 なんとなく身体が重いような、力が入らないような、脱力感を伴う水毒です。足腰がだるくなるような症状もあります。

足のむくみを強く感じる方は、腎機能が低下していると言えます。塩分や脂分の多い食事を続けると、食生活がみだれ、このような厳しい水毒に陥ってしまいます。これを改善するためには、バランスのよい食生活と、規則正しい生活を心がける必要があります。

冷え性による水毒

身体が冷えると、全身の血行が悪くなります。そうするとホルモンバランスが崩れ、生理不順や生理痛などが起こりやすくなります。

もちろん、ホルモンバランス以外の代謝も悪くなるため、運動しても汗をかきにくく、痩せにくい体質になってしまいます。

酵素の力でむくみを解消?

 さて、むくみを解消するためにはどうすればよいのでしょうか?酵素の力に、むくみ解消のヒントがありそうです。

酵素には、消化と代謝を助けるはたらきがあります。消化酵素や代謝酵素という言葉をご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

消化酵素は、食事で摂取した栄養分を消化するときにはたらきます。

代謝酵素は、体内の老廃物や水分を排出してくれます。代謝酵素こそ、むくみに対して効果を発揮してくれる酵素だと言えそうです。

ここで気をつけたいのは、暴飲暴食をしないこと。体内で使うことのできる酵素には限りがありますから、食べすぎたり飲みすぎたりしてしまうと、その消化で酵素を使い果たしてしまい、代謝にまで酵素が使えなくなってしまうのです。結果的に、肥満につながってしまいます。

食べ物の消化や老廃物の排出が正常に行われると、余分な脂肪をため込むこともなく、美肌効果も期待できます。

酵素は健康や美容になくてはならないものなのです。

むくまないために摂りたい食材

 むくみの原因になるのは塩分ですから、まずは塩分を摂りすぎないことが大切です。さらに、摂取した塩分の排出を助けるような栄養素を摂取することが必要です。

むくみ解消にはこれ!サポニン

 キュウリやトマト、ケールに多く含まれるサポニンは、余分な塩分を外に排出してくれます。生の状態で摂ることに意味があるので、スムージーなどにして摂るのがおすすめです。多くのモデルが朝のスムージーを習慣にしているのは、このような意味があるのですね。

塩分排出の助っ人!カリウム

 カリウムが豊富に含まれている果物といえば、バナナ。中1本あたり540mgのカリウムが含まれています。ほかにも芋類やナッツ類、とろろ昆布や干しひじきにも含まれています。

抗酸化作用で血液さらさら!ポリフェノール

 ポリフェノールという言葉はよく耳にしますが、実はポリフェノールという成分はありません。アントシアニン、イソフラボン、カテキンなど、似たような作用を持つ成分をまとめてポリフェノール類と呼んでいるのです。

ポリフェノールを豊富に含む食材としては、大豆、黒豆、ブルーベリー、コーヒー、緑茶、カカオ、しょうがなどが挙げられます。

もちろん、赤ワインにもたっぷり含まれています!

糖質の分解に!ビタミンB1

 豚肉に多く含まれていることで有名なビタミンB1ですが、これは糖質の分解を助けて、血液をさらさらにしてくれるはたらきがあります。

他にも、豆腐やほうれん草、ごぼうにも含まれています。

タンパク質の分解に!ビタミンB6

 こちらはタンパク質を分解し、血液をさらさらにしてくれる成分です。

マグロやサンマをはじめとする赤身魚、大豆、にんにく、バナナなどに含まれています。

どうせ摂るなら効率的に!

 せっかくむくみ対策で食べ物を選ぶなら、一度に多くの栄養素を含むものを選びたいですよね。たとえば…

  • バナナ(カリウム、ビタミンB6)
  • 豆腐(ビタミンB1、ポリフェノール)
  • 大豆(ビタミンB6、ポリフェノール)
  • ほうれん草(カリウム、ビタミンB6、鉄分)

これを参考にすると、バナナと豆乳のスムージーにほうれん草のソテー、なんていう朝食は、むくみ対策にバッチリと言えそうです。

むくみ解消に効果的な漢方薬を知ろう!

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

胃腸が弱い人や水太り気味な方、つまり水分摂取過多による水毒に効果的です。

汗をかくけどむくみが取れない…なんていう方や、肥満症の方にもおすすめです。

五苓散(ごれいさん)

 この漢方は、腎臓が疲れている方におすすめです。水分の流れが悪く、水分や塩分をため込みがちな方に向いています。

腎臓の機能が落ちると、聴力も落ちると言われています。むくみに悩む方は、年齢とともに難聴やめまいに悩まされることもあるようです。

心当たりのある方は、是非試してみてはいかがでしょうか?